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安全に働き続けるための"保険"

さて、労働法から次に見ていくのは、雇用保険法についてです。雇用保険法とはその名の通り、労働時間中の事故などによって負傷、あるいは失業に追い込まれた場合、国がそれを保険し、労働者の救済を行うというものになります。いわゆる労災もこの一部とみなされることになるでしょう。そんな雇用保険法総則第一条は「雇用保険は、労働者が失業した場合及び労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合に必要な給付を行うほか、労働者が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合に必要な給付を行うことにより、労働者の生活及び雇用の安定を図るとともに、求職活動を容易にする等その就職を促進し、あわせて、労働者の職業の安定に資するため、失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進を図ることを目的とする」とあります。この法律があるために、私たちは後ろ盾を以て労働する権利を得ているということになります。雇用保険は政府が管掌するために、雇用者本人が直接請け負うものではありません。その為、本来であれば労災などはもっと手厚く保護されるべきであるのです。しかしながら、実際には必ずしもそうはなっていない。もしあなたが、会社に殺されるほどに働かされているのなら、よりこの権利についてよく考える必要があることでしょう。死ぬ前に、その環境を改善する保証は規定されているのですから。